介護老人保健施設 湖東老健
秋田県の高齢化率は37.9%と全国一ですが、五城目町は高齢化率49.6%と県内3番目となっています(令和2年7月時点)。高齢化率県内1番目、2番目の町村に介護老人保健施設は無いため当施設が第一線でリハビリテーションの出来る介護老人保健施設となります。
介護老人保健施設としての役割を果たすよう一人一人が使命感をもって地域の高齢者の方々の元気づくりをすすめます。
介護老人保健施設の在宅支援機能である入所サービス・短期入所療養介護・通所リハビリテーション・訪問リハビリテーションを行い、在宅支援・在宅復帰のため地域拠点となる施設としてケアマネジャーや多職種との連携などを通じてお手伝いいたします。
定期的な診察等による疾病の医学管理を行います。施設内で対応可能な治療を行います。
医師の指示のもと利用者への日々の医療行為を行い、適切な看護ケアを行います。
移動・食事・清潔など日常生活上のケアを行います。
リハビリテーション計画を作成し、専門的リハビリテーションの提供を行います。
調剤を行い、服薬の管理・指導などを行います。
栄養状態の維持・向上のために、食事に関する指導を行います。
一人ひとりに合った口腔ケアや指導などを行います。
施設介護サービス計画の作成を行います。
利用者や家族に対する総合相談窓口的な機能を担います。
要介護1以上の認定を受け、心身の機能回復を図り居宅における生活を営むための支援を必要とする方に対し、施設サービス計画に基づいて看護、医学的管理の下における介護及び機能訓練その他必要な医療並びに日常生活上のお世話を行います。
当施設ではユニットケアもおこなっております。ユニットケアでは少人数の入所者様と職員からなる小規模な集団生活を行い、在宅復帰を目指します。
定員12名のユニットが3箇所あり、全て個室となっています。
要支援1以上の認定を受け、在宅で介護している方が旅行、農繁期等の理由、あるいは介護疲れなどで介護できないときに一時的にお預かりするものです。
ショートステイはケアプランに基づきご利用となります。ご担当のケアマネジャーを通じてお申し込みいただくか、初めて介護サービスをご利用になりたい方は湖東居宅サービス事業所(電話018-855-1570)へご連絡ください。
理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)が在籍しており、その方の状態に合わせてリハビリプログラムを提供します。特に言語聴覚士は県内では病院勤務が殆どであることから、施設にて発声訓練や嚥下訓練を実施することが可能です。
肺炎で約2か月入院した後、入所時は立つことも歩くことも難しくなった方が生活のケアのなかで立ったり座ったりする機会を多く作り、リハビリでも積極的に歩くことに挑戦した結果、約半年後には車椅子を使用しないで生活できるようになっています。退所に向けてお薬を一人で飲み忘れないように看護師と一緒に練習したりと取り組んでいます。
結果には個人差がありますが、小さな変化に見えてもご本人にとっては大きな自信と行動の変化につながっています。
デイケアに通った日はお弁当を持ち帰ることができます。帰宅後の、地域の配食サービスや訪問介護サービスなどでは対応できない時間帯を補うことができます。
管理栄養士が考えた栄養バランスの良いメニューをそのままご自宅で味わうことができるため一人暮らしの方に好評です。
白米 と 常食おかず
お粥 と 常食おかず
お粥 と きざみおかず
普段は穏やかな清流馬場目川が目の前を流れる当施設ですが、大雨による洪水を想定した避難訓練を行い、近隣市町村にある法人の医療・福祉施設にて受入れできる体制を整えています。
平成30年5月、秋田県に大雨災害をもたらした際は五城目第一中学校への避難はもとより、寝たきりや医療処置の必要な方も安全に他施設へ搬送することができました。
平成29年度から介護ロボットの見守りセンサーを活用しておりますが、令和2年度、新たに介護ロボットの見守りセンサー導入を行いました。また、コロナ禍で簡易陰圧装置の導入も行い、ご利用者の安全確保と職員の感染予防を図ります。
(簡易陰圧装置とは、居室に設置することで室内の空気をフィルターで処理後に屋外に排気し、居室を陰圧することで空気感染、飛沫感染の可能性がある病原体が居室外に漏れ出すのを防ぎます)
今後はインカムや介護記録用タブレットの導入を行い、インターネット経由でセンサーと連携して業務負担の軽減を図ります。
フィリピン共和国から2名の外国人介護福祉士候補者を受け入れており、国家資格を取得できるよう日本語の習得や介護技術などについて日々研修を重ねております。超高齢化地域で介護の担い手として、そして共に学び自分たちの業務を見直す機会となっております。
6:30 | 起床 | |
7:30 | 朝食 | |
健康チェック | 体調に異変があれば速やかに施設長(医師)へ報告します | |
入浴(週2回) | 車椅子や寝たきりの方でも安心して入浴ができます | |
10:30 | ラジオ体操 | ホールに集合し一緒に体操を行います |
12:00 | 昼食 | |
15:00 | おやつ | |
個別機能訓練 | 週3回~状態に合わせ週5回まで実施 | |
17:00 | 夕食 | |
21:00 | 消灯・就寝 |
1 | まずはお電話でご相談ください | 直接お電話いただくか、担当ケアマネジャーを通じてご相談ください。 |
2 | 利用申し込み | 必要書類をご提出ください。詳しい状況についてお伺いいたします。 |
3 | 入所判定会議 | 医師・看護・介護・リハビリ・相談員・管理栄養士・施設ケアマネジャーで当施設の利用をお受けできるかどうかについて検討いたします。その方の状況によってはサービス利用に至らない場合があります。 |
4 | 入所前後訪問 | 入所予定日前30日から入所後7日間までの間に、退所後生活する居宅を訪問して退所を目的とした施設サービス計画の策定を行います。居宅での生活課題を確認し、スタッフで共有します。 |
5 | 契約・サービス利用開始 | 契約後、利用開始となります。 |
6 | 3カ月毎の評価 | 入所後も3か月毎に各職種で居宅の生活課題に対しての進捗状況を確認します。 |
7 | 退所の検討・連携 | 居宅ケアマネジャーと連携し退所後の居宅における在宅サービスについて調整を行います。 |
8 | 施設退所 | 居宅ケアマネジャーによる在宅サービス調整のもと、在宅生活を再開します。「もう居宅での生活は無理だ」と思われた原因を取り除く、または、何とかできるような状態に改善を図ります。先が見えないと不安でしょうが、まずは3か月でも再び在宅生活ができるように一緒に頑張りましょう。 |
介護保険証、負担割合証、限度額認定証
健康保険証、福祉医療受給者証、身体障害者手帳
所持品には必ず名前をつけてください。
衣類はセーターなどウール製品で縮む恐れのあるものは控えていただけると幸いです。
貴重品の持ち込みは原則として禁止しております。
生活用品持ち物 | 数量 |
うがい用コップ | 1 |
電気ひげそり機(男性のみ) | 1 |
フェイスタオル | 5枚 |
バスタオル | 5枚 |
寝巻き | 4着 |
下着・くつ下 | 5組 |
上着 | 5組 |
ズボン | 5組 |
内履き用スリッパ もしくはズック | 1 |
外履き用靴 | 1 |
タオルケット、毛布 | 必要数 |
経鼻栄養 | ○ | |
胃ろう | ○ | |
ストーマ | ○ | |
酸素療法 | △ | 要相談 |
痰の吸引 | ○ | 感染症予防のため吸引器は入所後に個人購入となります |
気管切開 | △ | 要相談 |
人工呼吸器 | × | |
IVH・CVポート | × | |
留置カテーテル | ○ | |
インスリン注射 | ○ | |
ターミナル・看取り | ○ | 既に入所されていて希望した場合に限る |
難病 | △ | 要相談 |
創傷処置 | ○ | |
認知症 | ○ | |
精神疾患 | △ | 内服により病状が落ち着いている場合に限る |
ペースメーカー | ○ | |
透析 | × | |
PTCD | × | 経皮経肝胆道ドレナージ |
結核 | × | |
疥癬 | × |
施設名 | 介護老人保健施設 湖東老健(在宅強化型) |
所在地 | 〒018-1705 秋田県南秋田郡五城目町字上町284番地1 |
開設年月日 | 平成16年(西暦2004年)3月30日 |
連絡先 | 電話番号 018-855-1570 ファックス番号 018-855-1555 |
床数定員 | 入所 100床(短期入所含む) 従来型療養室 4床室15室、2床室2室 ユニット型個室 36室(3ユニット 内トイレ付12室) |
JR奥羽本線 八郎潟駅を利用
その後、南秋地域広域マイタウンバス、または、タクシー利用
国道285号線から湖東老健看板を曲がり、五城目第一中学校方面に進み200m
中央交通、または、南秋地域広域マイタウンバスを利用
五城目バスターミナル下車後、徒歩約20分